ちょっと高級なフルレンジでスピーカー工作

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話は少し前後して、mastersアンプを注文した後のことです。

そういや、我が家のスピーカーにロクなのがないことに気付いてしまいました。
LS-1001改、RS-7070改、満身創痍のハセヒロBH、修理中のCX-100。。
MS80.2は実家にあるし。。

現状、LS-1001改がメインではありますが、リアポートバスレフなのに、TVボードにほぼ直置きで厚型TVに並べてたりする関係もあって、かなりボワンボワンなのと、メロウ過ぎなところがちょっと気になっていました。
かといって他の使えるスピーカーは低音がスッカラカンで、リビングのメインには使えません。

会社帰りにヨドバシに寄って使えそうなスピーカー探したんですが、イマイチピンと来ません。
これいいなぁ。と思ったのは完全に予算オーバーだったり、デカイフロア型だったり。
価格的にも手が出せる範囲じゃやっぱり無理だな。。
使えそうだったのはDALIのZENSOR1くらいですが、これだと、LS-1001と何が違うの?になってしまいます。
(もちろん音は大分違いますが、リアポートバスレフはうちのリビングには難しいので。。)

そんな中、面白いフルレンジユニットの情報が。
シミュレーターで計算してみたら、20Lくらいの箱があるとずいぶん下まで出る。
何より、フルレンジなのに、まるでツイーターのような高域インピーダンスカーブが魅力的。
板取りも近所のホームセンターでいけそう。。。ちょうど閉店セールの割引チケットあるし。
折しもCX-100の修理中だったんですが、逝ってしまいました。w

せっかく高性能かつシンプルなアンプ来るんだから、ネットワークとか使わないシンプルなフルレンジスピーカーがいいじゃん。
と言うのは完全に後付けの言い訳です。。w

形式的には約25Lのフロントスリットポート型バスレフですが、ポートはスリット型でなく、直径10mmの穴をいくつも空けて作っています。
これならティッシュなんかで穴の数を調整することでポートの調整が出来ます。
内部もただの箱では対向面反射でポコポコしちゃいますので、ダイソーMDFでスラントを入れて対向面を極力作らないようにしています。

最初吸音材なしで鳴らしたんですが、とても開放的、明るく奔放な音でした。
これはこれであり。と言うかポンづけでここまで鳴っちゃいます?w

穴の数が足りなかったのか、低音がスカスカ+ふ〜〜ん(20Hzあたりにピーク)だったので、穴の数を増やして共振周波数上げました。
あと、少し煩い感じでしたので、ダイソーフェルトをペタペタ。
フェルトを使ったら、中高域の煩さは収まりましたが、ポートの共振と遅れが目立つ感じになったので、金魚フィルターでポート周辺をダンプ。

見てくれはこんな感じで厚型TVとツライチです。
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低域の厚みがもう少し欲しいかな。。
でもポート増やしちゃうと40Hz出なくなっちゃうし。。
と言うことで現状は、穴埋めティッシュ一つです。(笑)