ごめんなさい。Lion Serverナメてました。

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ということで、年末にセットアップ始めたLionServerですが、HDDの2段積みまではすんなり行ったものの、肝心のサーバーセットアップで躓きまくりでした。

まずセットアップの順番がこれまでのLinuxと大きく違い、Linuxではオプションだったサービスが最初からインストールされちゃってるので、サーバー起動しただけでいきなりいろんな機能が動いちゃう。
それと、これはある程度覚悟していたけど、ディレクトリ構成がずいぶん違うのでなんのファイルがどこにあるのか、特に設定関係は下手に手出しができません。

LinuxでもGUIインストールしちゃって、設定がGUI経由になると設定ツールがConfigを制御して、直接設定ファイル書き換えても元に戻っちゃったりしますが、LionServerの場合もまさにそんな感じ。
また、Config自体も私の理解を超える記述になってたりで、どんな動きになってるかよくわからない上に、どうやらバグもあるらしい。
なんだか、十数年前に会社でハマったWindowsNT4.0の設定を思い出しました。
あの時と大きく違うのは「ググレカス」の有無ですかね。(笑

最初に突っかかったのがDNSで、その次が証明書。
DNSいじくりまくってたらリクエストの応答が変になり出して訳ワカメ。。。
そこができたら、次はWebサーバの名前ベースのバーチャルホストが動かない。。
ググって設定試してダメで再インストールてまたググって設定試して・・・を繰り返すこと数十回。
結局、Webサーバのバーチャルホストはバグなんだか設定なんだかわからんままだったりしますが、別サーバー名のWebはほとんど使ってなかったので放置としました。
一番大事なのがメールサーバー。
プロバイダーにメールの転送をしてもらうのに必要なリレーの設定があるのですが、どうにもこうにもその設定項目が出てこない。
Config見ても、そもそもそんな設定行自体が見当たらなかったりで、結局、リレーサーバー指定の文字列に直接書いちゃえばいいことに気付くのに1週間悩みました。

あと、Linux環境ではうまくいってなかったVPN。
これは逆に「こんなんでいいのか?」というくらい簡単にできちゃいました。
しかも、PPTPではなく、IPSec/L2TPです。
PPTPって、普通にセットアップするとID/PASSだけで通過できちゃったりするんですが、以前にSSHを開けてたことがあったんですけどとにかくアタックがすごかった。
鍵使ってたのでID/PASSで乗り込まれることはありませんでしたが、PPTPだとその気になれば世界中から家のLANに乗り込まれます。
無線LANにタダ乗りされるのは自宅周辺に限られますが、さすがに世界中からはうちのLANに乗り込まれたくない。
大したものはありませんが、踏み台にされても困りますので。。。
ということで、最低限暗号化通信部分に鍵が使えるIPSec使いたかったんですよね。

残るは自宅内向けサービスですが、iTunes/DLNA(当面音楽のみ)はALACでわが家のCD全部取りこめちゃったのでサービス開始。
ファイルサーバー機能はHDDが高いのでしばらくお預けです。

っていうかさぁ。。。
夏のボーナスでファイルサーバー用のHDD買うつもりなんだけど、
その頃にはOS変わってそうですな。。。。。。