コンデンサーを変えると幸せになれる?

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カップリングコンデンサーというのは、音声信号を「繋ぐ」ところに使われるもので、信号線の直流成分を遮断し音声信号のみを通過させるために使われます。
モロに音声信号が通りますので、 音(音質、音色)への影響が大きく出る部品です。

デカップリングコンデンサーはフィルターコンデンサーとも呼ばれる電源回路に置かれる高性能なキャパシタ(蓄電池)で、電力を蓄えることで電源を安定化させたり、電源のノイズを吸収したりします。他の回路(との影響)を断つということで、デ・カップリングです。
高性能品の使用や容量増で、更なる電源の安定/強化が図れますが、大きくしすぎると電源投入時の突入電流が大きくなります。

LXA-OT1に使われてるのはいわゆる中華ブランドで(まともに調べてもいないので実際は分かりませんが)パッケージに主張がないので、見た目で、汎用/標準品と判断。
こいつらを高品質のものに替えましょう。

余談ですが、ここ10数年「世界の工場中国」の製品品質は、おしなべて凄まじく上がっているのですが、分母も大きい分、信じられないような粗悪品に遭遇することもあります。
有名メーカーのOEM生産品ならそれなりの品質が担保されていると思われますが、独自/新興メーカー品の購入はギャンブル性がとても高く、値段の安いもので遊んでる分にはとても面白いです。

まあ、日本も高度成長期の工業製品は有名ブランド以外は似たようなもんでしたからね。

で、最近秋葉原のパーツ屋にも行ってないなぁと、お目当ての「音が良くて、慣れている」コンデンサー売ってるところを探したら。。。

4年前に生産中止になってました。

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