併せて普通(2K)のBSが地デジ画質にダウングレードしてる件
BS、CSで4K/8Kの放送が始まって約1年、チューナーやら対応テレビやらが続々発売されて価格もこなれつつありますが、ちょっと待て。
実はこれまでのBS放送(2K、HD画質)の品質が落ちているってご存知でしょうか?
具体的にはフルハイビジョン(1920×1080)を地デジ品質(1440×1080)に落として(スロット減して)います。
(録画するにはビットレートが下がり、これまでよりたくさん録画できますが。。)
更にそれでも帯域が足りなくて左旋偏波まで使ってチャネルを増やしてる状況です。
この左旋偏波の追加で我々にとって問題となってくるのが、
1.左旋のチャネルはこれまでの衛星用アンテナでは受信できない。
2.左旋のチャネルはブースターも左旋用IF周波数帯域に対応していないといけない。
3.左旋チャネルを見るには装置に加え、アンテナ配線上の「分配機」「直列ユニット」「機器結線」に至るまで「Fコネクターでしっかりシールド」してないと不都合が起きる可能性がある。
ってあたりですね。
特に、3番の「しっかりシールド」という部分が重要かつ厄介で、チューナーやテレビだけ買ってきて終わりとならないどころか、アンテナ、ブースターの入れ替えに加えて、地デジの時以上に屋内設備や接続同軸ケーブルの「確認」や「更改」が必要です。
これまでみたいに、繋がっいてれば映るという勢いだけで見てると、電波法の無線設備規則に違反する可能性があります。
我が家のアンテナ線の場合、2階の屋根裏以外の分配器がどこに埋まってるかよくわからん。。(苦笑)
といいますか、アンテナ~チューナー間の中間周波数帯域を、電波がバンバン飛び交ってる周波数帯に持ってきちゃうってどーゆー事?w
(他に持っていけそうな現実的な帯域がなかっただけだとは思うけど)
ちなみに、左旋で送られるCS放送(通販番組やWOWWOWなど)とNHKの8Kを見なくていいのであれば、(BS4Kだけでよければ)これまでのアンテナ設備でも見られます。
いずれにせよ、やっと薄型テレビに替えたばかりの我が家では当分先のことですね。。(>爆<)